社長が選ぶべき服装とは?ビジネスから私服までプロが解説

投稿日:2018年09月03日
最終更新日:2020年03月06日
社長が選ぶべき服装とは?


▼「新規クライアントを増やしたい方」、「仕事の契約率を上げたい方」、まずはこちらの動画をご覧ください。何故、ビジネスシーンにおいてスーツではなく、人と差別化を図ることが大事なのか、この動画を見て頂ければ、いかに仕事において【服装の差別化を図ること】が大事かが分かります。
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1.社長はどんな服装をすればいいのか?


「社長はどうあるべきか?」
「社長ならどのような服装をするべきなのか?」
「社長の貫禄は、いったいどんなイメージなのか?」

この記事を読んで頂いているあなたは、社長か、社長のファッションコーディネートをしなければならない、奥様か秘書の方でしょうか?

社長と一言で言っても、様々な社長がいますよね。年齢や業界によっても違ってきます。

あなたやあなたの近くにいる社長さんは、

「貫禄ある年配の社長でしょうか?」
「IT系ベンチャー企業の若い社長でしょうか?」

ここでは、基本中の基本、社長はどう見られるべきかというところに、プロのスタイリストの目線からフォーカスした、社長のファッションについてお話ししていきたいと思います。


1-1.社長が求められるものとは?


年齢や会社の規模、業種職種に関係なく社長が求められるものがあります。

それは、

●貫禄
●信頼
●尊敬
●憧れ

などです。

これらがないと、会社も取引先も誰もついていかないはずです。

社長たるもの、堂々としていなければ、

「あそこの会社は大丈夫なのか?」
「業績は問題ないのか?」
「仕事は上手く行っているのか?」

このように、見られてしまいます。

ですから、上記4つのポイントを表現するために、服装はとても大事になります。社長の服装次第で、社長自身の印象、会社の印象がガタ落ちしてしまうことだってあります。

ですので、社長という地位についているのであれば、芸能人同様、人一倍に服装、見た目にはこだわらなくてはなりません。説得力ゼロの服装ではダメなのです。


1-2.社長は見た目が99%


「人は見た目が9割」なんて本が流行りました。「人は見た目が100%」という漫画、後にドラマ化されたものも流行りました。

いや、人は中身だろ、という意見もあるかと思いますが、経営者・ビジネスパーソンにおいて、それはないです。その人の第一印象で、ふるいにかけられるのです。その後の商談が、どちらが有利になるかは、最初の第一印象がとても肝心なのです。

ここで一つに実際に例を挙げましょう。

以下の方は会社を経営されている当コーデスタジオのお客様です。「Befor」→「After」の写真をご覧になって、あなたなら、どちらの相手と取引をしたいと思いますか?どちらの相手と仕事をしたいと思いますか?

会社を経営されている当コーデスタジオのお客様の写真

答えは聞かなくても分かります。

ほとんどの方が「After」とお答えになると思います。

こちらの方は、IT関係の社長様で、普段人に会いに行くときや商談をする時も、「Befor」の写真のようなラフな格好で人に会いに言っていたそうです。

同じ業界の方に会いにいくのであれば、相手も同じようなラフな格好の方が多かったことも多く、何も言われたことがなかったそうですが、今年からコンサル業のお仕事を始めた際に、別業種のお客様を相手にした際、服装が人の印象を大きく左右することに痛感されたそうです。

同じIT業界の方であれば、今までは何も言われなかったそうですが、別業種のある社長様に会いに行った際、少し服装についてお叱りを受けたようで、それから当コーデスタジオでコーディネートを受けて頂いております。

それだけ人の第一印象というのはとても大事で、服装、見た目で判断されているのです。こちらの社長様は、当コーデスタジオでコーディネートを受けて頂いてから、他業種の社長様からも好評のようで、契約をたくさん頂いているとお喜びになられております。

日本では見た目では判断されない、中身だという風習が強いですが、欧米社会では99%見た目で人を判断する文化です。

見た目で職業や身分が分かる世界です。英語で、「What you see is what you get!」“目に見えるものがすべて”という言葉があります。

日本のように「人は見た目ではなく中身」という文化はありません。他民族が集まり、実力主義、自己責任の文化ならではの、闘いがそこにあるのです。

服装は、自分のことを手っ取り早くアピールし、相手に理解してもらうためのラベルのようなものです。「ボロを着ていても心は錦」、日本にはこういったことわざがありますが、欧米にはそのような言葉は存在しません。

先に述べたように、日本でもビジネスの世界においてそれはありません。例え話すチャンスをもらえるとしても、見た目の印象が悪ければ圧倒的に不利になります。不利なことは避けるべきです。

逆を言えば、服装を変えるだけで、簡単に第一印象を演出できるのです。社長ともあれば、会社を背負っているのですから、服装にはしっかりと気を使うべきです。

では、どのような服装にすればいいのか?

まず、仕立てと素材にこだわるべきです。ある大企業の社長さんは、イタリア素材の有名ブランドにこだわっている方もいらっしゃいます。

同じようにしろ、というわけではありません。何も高いお金を払い、ブランドにこだわらなくても、魅力的にすることはいくらでもできます。

それではここで、当コーデスタジオのコーディネートを受けて頂いたお客様、社長様達のコーディネートをご覧ください。(個人事業主の方も含まれております)
社長様達のコーディネート(1)

社長様達のコーディネート(2)

社長様達のコーディネート(3)

社長様達のコーディネート(4)


2. どこへ行くか、誰と会うかで服装を変える


2-1.会食・接待での服装


社長と言えば、会社の代表として会食や接待に行く時があると思います。

そんな時、どうしたらいいのでしょうか?

ハイクラスなレストラン、ホテルに行くこともあると思います。欧米では、ドレスコードの知識が足りなかったために、恥をかくこともあるそうです。

日本ではそこまでは無いかもしれませんが、やはり身なりで身分の判断をされてしまうことはあるようです。つまり、社長としての貫禄はもちろん、「TPO」を考えて服を選ぶのが大事です。

「TPO」とは、「Time」,「Place」,「Occasion」の事で、「時」と「場所」と「場合」という意味です。つまり、シュチュエーションに応じて、服装を変えていくということです。

ディナーや会食の場では、ビジネスカジュアルスタイルをお薦め致します。式典やパーティーなど、ドレスコードがフォーマルな場所であれば、フォーマルにする必要があります。

ですが、そこまでではない時は、少し崩して、オフィスでのビジネススーツより、オシャレで個性を発揮できて、魅力アップできるのがビジネスカジュアルスタイルです。

キチンとしたジャケットを持ってくることによって、フォーマルに近い、キチンと感を演出することができます。一流の社長は、誰と会うか、どこへ行くか、シュチュエーション別で常に服装を変えています。

それではここで、ビジネスカジュアルスタイルの事例をご覧ください。

ビジネスカジュアルスタイルの事例(1)

ビジネスカジュアルスタイルの事例(2)

ビジネスカジュアルスタイルの事例(3)


2-2.銀行等の融資のお願いや官公庁との取引


銀行等の融資のお願い、官公庁との取引などでは、誠実さとまじめさと清潔感がとても大事になります。質素なスーツ、カチッとした髪型で、清潔にしましょう。アクセサリーは時計くらいにしておいた方が無難です。

だらしない服装や成り金のような服装で銀行に行ったら、信用してもらえず、融資の許可が下りないことだってあります。


2-3.社長の休日の私服


社長ともなると、休日接待やイベント、パーティーなどで、私服で行事に参加することがよくあると思います。

そんな時は、どうすれば良いでしょうか?

フォーマルな場であれば、しっかりドレスコードを守るのは当然ですが、そうでない時、ちょっと気軽な交流会でしたら、上述したような、ビジネスカジュアルがやはりお薦めです。

ビジネスを拡大させる名刺交換会などであれば、相手にインパクトを与えて、覚えてもらうような意識が大事です。

以下が人の印象に残りやすい、ビジネスカジュアルの事例になります。上記でもご紹介しましたが、もう一度ご覧頂ければと思います。

人の印象に残りやすいビジネスカジュアルの事例(1)

人の印象に残りやすいビジネスカジュアルの事例(2)

人の印象に残りやすいビジネスカジュアルの事例(3)

また人によっては、社員やお客様と打ち解けたいがために、わざわざ着崩すか、良いものを着ているのに布製のカジュアルなエコバッグを持って親しみやすさを演出する社長さんもいらっしゃいます。中には野暮ったいなとさえ感じる社長さんもいらっしゃいます。

でもそれは戦略であって、いざという時は、やはりしっかりと決めています。商談で大切な契約の時に、だらしなさそうだったら、誰も見向きもしないでしょう。どのように見せたいか、魅せるかが大事です。

まったくの休日もどこで誰に見られているか分かりません。バッタリと、これから取引を考えている会社の社長さんと出くわすかもしれません。

バッタリと誰かに会った時にがっかりされないように、「スーツではカッコ良かったけど、私服はダサかった」なんて思われないよう、しっかりと私服にも気を使うようにしてください。

私の経験上、この業界で20年以上やっておりますが、一流の経営者ほど、スーツよりも私服にしっかりと気を配られ、周りからどう見られているかを常に気を使われています。


3.まとめ


ここまで、社長の服装で気を付けるポイントや、おすすめ事例についてご紹介してきました。ぜひあなたが、社長らしく、あなたの魅力をしっかりと演出できる洋服を見つけ出してください。

ですが、自分でコーディネートするのは、なかなか難しいと思います。また、コーディネートには、プロの知識と第3者の目が必要になります。

また当コーデスタジオを利用して頂いている社長様は、自分で洋服を探しに行く時間がないという方がとても多いです。

店舗へ行くのも一つの手ですが、忙しい経営者においては、あちこちショップを周ったり、どれが似合うか吟味したりといった時間はなかなか取れないかもしれません。

しかも、店舗にいる店員さんですと、経営者のための目的別コーディネートなどの提案力は知識があまりないため、人によって、店舗によって、大きく差があります。

しかし、当コーデスタジオUPDATE COODE(アップデートコーデ)でしたら、コーデスタジオにお越しいただければ、アパレル業界20年の経験と実績を持つ私藤本を始め、多くの経営者、ビジネスパーソンのコーディネートをさせていただいてきたプロのスタイリストが、経営者に相応しく、今よりもっと魅力的になる服を数パターンご提案させていただきます。

その場でご試着いただけ、気に入りましたらお買い上げも可能、その場でお持ち帰りもいただけます。忙しい経営者、ビジネスパーソンの皆様に大変ご好評いただいておりますので、経営者の方は一度当コーデスタジオを利用してみてください。




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